【AdSenseアカウント無効処分】没収された収益を返還してもらう方法

私は2017年12月に「無効な操作が検出された」として、アドセンスアカウントが停止されました。私自身は当然不正はしておらず、納得がいかないので再開の申し立てをしましたが、「再開できません」と半日後に無慈悲なメールが1通帰ってきたのみ。収益は当然のごとく、全額没収でした。

Googleから一方的にAdSenseのアカウントを停止され、アカウントが復活しなかった場合、まだ受け取っていない収益は全部没収されてしまうというのが常識&規約通りのようですが、やはりボッシュートには納得がいかないのでいろいろと調べてみました。

アドセンス無効処分で没収された収益を返してもらう方法とは?

まずは、Googleアドセンスから未払い金を取り返すことに成功した男性の話を紹介します。

Googleを訴えて「未払い金を取り戻した」男性の話【海外】

2009年と過去の話ですが、Googleを訴えて勝訴した猛者がいます。その方の名前はAaron Greenspan氏。
Aaron Greenspan氏は、721ドル(約6万9000円)の収益が未払いの状態で、AdSenseアカウントが警告無しに無効にされてしまったそうです。

「不当ではないか」と電話・メール・直接出向くなどの方法で抗議をしても、徹底的に無視し続けるGoogleの失礼すぎる対応に激怒し、少額請求裁判所訴訟を起こしました。アカウント復活は叶いませんでしたが、721ドルに裁判費用の40ドルを加えた761ドルをGoogleがAaron Greenspan氏に支払うという判決が下されました。

Aaron Greenspan氏は、Googleに一方的にアカウントが停止されたとしても、少なくとも未払い分の収益は取り戻せる、という前例を作りました。

詳しい記事

GoogleのAdSenseといえば、ブログなどに貼り付けることによってそのサイトのコンテンツにマッチする広告を配信し、誰かがクリックすればブロガーなどの収益になるということで非常に有名なものですが、一方でAmazonなどと比べると非常に審査などが厳しいのでも有名です。その厳しさは徹底しており、間違って自分のサイトのA...

日本では返還してもらえるのか?

AdSense オンライン利用規約にヒントがあった!

なんとか返してもらえないかと思い調べていたところ、AdSense オンライン利用規約で衝撃の文章を発見しました!以下に抜粋分を載せますが、要約すると、没収に文句がある場合は、30日以内に書面で通知すれば、返還してやらないこともない。でも30日を過ぎたら請求は放棄したものとみなすよということのようです。

AdSense オンライン利用規約「5.支払い」より抜粋

その他の当社の権利および救済手段に加え、当社は、(a)本契約に基づきお客様に負う支払いを、本契約もしくはその他の契約に基づきお客様が当社に負う料金と相殺することができ、また(b)過去の期間における当社によるお客様に対する過払金額について、請求から 30 日以内にお客様が当該金額を当社に返還するよう要求することができるものとします。本サービスに関連して実行もしくは留保された支払いについて、お客様に異議のある場合は、お客様は当該支払いから 30 日以内に書面にて Google に通知しなければなりません。お客様がかかる通知を行わない場合には、異議のある支払いに関する請求権は、放棄されたことになります。本広告がいずれかの広告媒体に表示された広告主が、Google に対する支払いを履行しなかった場合には、当社は、支払いを留保し、またはお客様のアカウントから返金を受けることができるものとします。

AdSense オンライン利用規約より

30日以内に『書面』で訴えれば収益を返してもらえる可能性が?

つまりこれは、30日以内に手紙を送れば返金してもらえる可能性があるのではないかということです。

郵送方法は『内容証明郵便』が良さそう

Googleは無視が得意な会社のようですので、郵送方法は『内容証明郵便』が良さそうです。
内容証明郵便とは、自分の手元と郵便局に、相手に送ったのとまったく同じ内容の文書が残る郵便です。内容証明郵便には、確定日付が入ります。配達証明というサービスもつけることができ、これをつけると、いつ相手に文書が送達されたのかまで明らかになります。つまり、相手にどのような内容の文書を送り、いつ送達されたのかについて、証明することができるのです。請求書や通知書を送るとき、相手から「そのような文書は受けとっていない」などと言われて逃げられるおそれがなくなります。

内容証明郵便は主に以下のようなトラブルの時に使用されます。

  • クーリングオフしたいとき
  • 債権回収したいとき
  • ストーカーやセクハラに困っているとき
  • 金融業者の違法な取立てに困っているとき
  • 借地借家でのトラブルに困っているとき
  • 詐欺に遭ってしまったとき

内容証明郵便の送り方は郵便局のHPが詳しいです。

内容証明郵便【郵便局】

宛先はどうする?

さて書面を送ろうとしても、宛先はどこにすればよいのか悩みますよね。
検索してもまったく住所が出てこなかったのですが、ついに見つけたグーグルオフィス一覧によると、東京本社の住所は、”〒106-6126 東京都港区 六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー“となっていました。名義は”グーグル株式会社Google AdSense チーム アドセンスご担当者様“とでもしておけばいいかと思います。

内容証明郵便の例文

稚拙ですが、書面のサンプルを作ってみました。

東京都港区 六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー
グーグル株式会社
Google AdSense チーム ご担当者 殿

〇〇市〇〇区〇〇町〇〇丁目〇〇番〇〇号
亜土 一郎 印

通知書

私は、平成〇〇年〇〇月〇〇日より平成〇〇年〇〇月〇〇日の間、貴社の広告を掲載しておりましたが、去る平成〇〇年〇〇月〇〇日、「無効な操作が検出された」として、アカウントを停止されました。

無効処分により、現在 支払金●●円が留保されています

私は、貴社の広告を、細心の注意をはらって掲載してきたものであり、突然アカウントの無効処分を受けるような不正な行為は一切しておりませんでした。

よって、アカウント無効処分への異議を申し立てるとともに、支払金●●円を返還するよう要求いたします。

本書面到達後〇〇日以内に、上記金額を私の口座までお支払い下さい。

返還して頂けない場合には、監督官庁への通告のほか、しかるべき法的処置をとる所存であることを申し添えます。

○○銀行 ○○支店
普通預金 口座番号 ○○○○○○○
口座名義人 ○○○○○○○

アカウント:○○○○○○○
メールアドレス:○○○○○○○

以上

アドセンス停止処分の申し立てについて思ったこと

申し立ては30日以内にすべきだった?

私の場合、AdSenseのアカウントを停止処分への申し立てを行って、わずか半日で『アカウントを再開できませんメール』が返って来ました。再審査などしてはいないのではないかと思います。ちなみに申し立てをしたのはアカウント停止の1カ月後でした。

そして思ったことがあるのです。
返還請求は30 日以内に書面にて Google に通知という規約がある以上、グーグル側の心情としては、アカウントを無効化して30日以内は大人しくしておいてもらいたいんじゃないかと。

そして、返還請求に気付かせないために、申し立てが一回限り可能に目を向けさせ、30日間過ぎるのを待っているのではないかと。

アドセンス利用者が、最後のワンチャンス!と時間をかけて練りに練った申し立て文を送ってきたら、30日を過ぎていれば問答無用で「再開されませんメール」を送って終了!的な。

邪推のしすぎですかね(笑)

なので、今さらですが、申し立ては30日以内にするべきだったと少々後悔しています。30日以内に「素晴らしい申し立て文」を送っていれば結果は違ったのではないかと。

今アドセンスを導入している皆さまには、あらかじめ申し立て文を作成して予防しておくことをおすすめしたいです。

アドセンス無効の申し立て文が参考になるサイト

AdSenseのアカウントを停止処分への申し立てのチャンスは一回のみ! しかも再開される可能性は激しく低く、見込みはほどんどありません。 ...

最後に

さてなぜこんな記事を書いたかといいますと、Googleの一方的な態度に単純に腹が立ったからです。最後にGoogleの怪しい噂のニュースをご紹介して終了したいと思います。

グーグルの怪しい噂(詐欺疑惑)のニュース

Googleは支払期日直前に「AdSense」アカウントを無効にする広範な詐欺を働いているとして訴えられた。
Googleには「AdSense Quality Control Color Codes」と呼ばれる色分けされた計画を含む社内ポリシーがあり、さまざまな種類のAdSense会員をいつブロックし、いつ承認すべきかが詳しく決められているという…

グーグルは米国時間5月20日、支払期日直前に「AdSense」アカウントを無効にする広範な詐欺を働いているとして訴えられた。